あさかめ1回目
「名前をつけてあげる」
舞台写真

会場 ギャラリ・カタカタ入り口には案内板(左)
中に入ると色んな物が出迎えてくれる。(右)

※以下、写真はリハーサル(昼12時ごろ)のものです。
本番では、夜の回は外も暗く樹がライトアップされ、
昼の回では芝居の途中から陽が暮れていきました。
昼と夜では台詞も若干変えていました。
左から
鶴子(石川はるか)
反山(児玉洋平)
波子(川原安紀子)
多喜子(ヒザイミズキ)
都(いしいせつこ)




女4人で5年間暮らしていた家に、
結婚のため出て行った鶴子が
夫の反山を連れて久しぶりに訪れる。
鶴子のおなかの子供の名前を、
皆で考えようという会。
ワインを飲みながら。
思い出話で盛り上がる4人。

名前の候補は「ふるえ」
「ねがい」
「くじら」
・・・
反山と多喜子は買出しへ、
都は頭痛のため自室へ。

部屋にのこった鶴子と波子。
鶴子の話。

「地下鉄の乗客が揺れているのを見たとき、
神社で見た絵馬が風に吹かれて揺れている風景を
思い出したの」
絵馬が風に吹かれてカタカタ鳴る音のような
名前をつけたい鶴子。
買出しから帰ってきた反山と多喜子。
「なるべく意味の無い名前をつけたい」という反山。

「『すだれ』、とか。」

・・・。
「ふざけてるの?」
鶴子と反山、大喧嘩。

「君に合わせて突拍子も無いこと
言ってみただけだよ」
「あんたはそうやって真面目に
わかろうとしてこなかったんだよ!」

部屋を飛び出していく鶴子。

鶴子を探しにいく反山。
「戻ってきてもいいですよ」
「ありがとう」

残された波子と多喜子。
パーティーの残りを片付け、お茶を入れる。
「トイレにいく」と言って
出て行く波子。
起きてきた都。
都の目を見て喋らない多喜子。


鶴子も反山さんも戻ってきて、
ずっと皆で一緒に暮らせばいいという都。

「あなたの好きな人と一緒に暮らすことが
どうしてそんなに気に入らないの?」
「都ちゃんはどうしてそんな気持ち悪いことばかり言うの」

生ぬるくて暖かい場所。
そんなところにいるのが怖くなった多喜子。
鶴子を探してみたが見つからなかった波子。
皆の心配を他所に元気に戻ってきた鶴子。

「みんな、絵馬の鳴る音を声に出して言ってみて!」
「いきなりそんなわけのわからないことを・・」

カタカタ・・コトコト・・

鳴りながら揺れている4人。
「おめでとう」
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