あさかめ3回目『重力の箱』に、応援のコメントをいただきました!!!

■かわひ_ さん(ネットレビュアー) ■太田善也 さん(散歩道楽)
かわひ_さんの観劇サイト: 「休むに似たり。」

年間観劇本数約250本/観劇歴約15年。
小劇場ファンブログの草分け的存在、「休むに似たり。」の執筆者。携帯電話からの「速報」は、観劇当日に掲載されるため、劇場に足を運ぶ際の参考になると評判です。
○あさかめ1回目「名前をつけてあげる」レビュー⇒
○あさかめ2回目「3か4(骨)」レビュー⇒





散歩道楽 主宰・作家・演出家

2006年、「再演の祭典 サンポジウム」と題して7ヶ月連続7本再演企画開催中も、11月「あなたがここにいてほしい」を残すのみ。
散歩道楽ホームページ⇒

○「ラフカット2006」脚本提供
ラフカット2006公演情報⇒
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 あさかめ、第三回のお知らせを頂きました。
 ルームシェアしてる女四人の話とか、同棲しているカップルの話とか、静かな会話、水面がほんの少しだけ揺れる瞬間を見せたいのかなぁと 思ったりします。もっとも、芝居の静かさに比べたら相当にシタタカな 彼らだと思うのです。まだ旗揚げしたばかりの若いユニットですから、 どんな手を繰り出してくるのかは油断なりません。
 もっと油断ならないのは、今回が三バージョン公演ってことです。期間が長いとはいえ芝居ジャンキー泣かせのコマ消費。どこをどう攻略したモノやら。作る方だって相当面倒で一見無駄にみえるぐらい効率が悪いはず。この効率の悪さをやっちゃうところが芝居や、あるいはあさかめの愛しいところだなとも思うのですが。
 思えば旗揚げは一つ、二回目公演は二バージョン。ということは、あれですか、第十回公演あたりでは(以下自粛)







 ヒザイミズキさんに初めて散歩道楽に出演してもらったのは2年ほど前、『カトレア』という芝居でした。僕が彼女から受けたイメージをそのまま、一つの物語として書きました。こちらの意図を正確に理解しそれを体現する役者としての技術はもちろん、その物語の向こう側に広がる“何か”を、理由や説明抜きに、観ている者に感じさせる不思議な魅力が彼女にはあります。
 まわりのご機嫌を伺ってお茶を濁すことを嫌う彼女同様、児玉君の描く芝居にも、確固たる世界があります。これは、芝居をつくる上で何より大切なことだと僕は思っています。そして、ときに観念的で難解に感じるその世界をエンターテイメントとしてつくり上げる技術は、1回目より2回目の方が格段に向上していました。これから「あさかめ」はもっともっと面白くなると思います。
 付け足しのオマケみたいでなんですが、役者としての児玉君も好きな僕としては、主宰の二人にもっともっと出演してほしいと思っています。が、なかなかそれも難しいのでしょう。そのために必要なのは、もっともっとたくさんのお客さんに「あさかめ」を観てもらうことだと思います。ので、観に行ってあげて下さい。
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ありがとうございました!!

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